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2022年2月19日読了時間: 5分
自著紹介―あとがきにかえて 内山大介・辻本侑生『山口弥一郎のみた東北―津波研究から危機のフィールド学へ』(文化書房博文社、2022年2月)
辻本侑生 本書は、会津出身の民俗学者・地理学者、山口弥一郎(1902~2000)の評伝である。山口弥一郎は1933年の昭和三陸津波後に、被災地をフィールドワークして丹念にデータを集め、調査成果を『津浪と村』(1943年)等に残した研究者であり、その著作や論文は東日本大震災後...
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2022年2月7日読了時間: 4分
甲佐町にうかがって(2021/12/18-19)
辻本侑生 ラボラトリ文鳥では、2021年度より、熊本県甲佐町の公営塾「あゆみ学舎」と共同で、中学生・高校生と一緒にまちを歩き、地域づくりにつながる探究学習を行う「なぞとき・こうさてん」プロジェクトを実施しています。甲佐町は2022年現在、人口約1万人を擁し、ニラの栽培などで...
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2022年2月7日読了時間: 3分
歴史記述の「空白」?―ライブラリーワークからわかったこと―(地域研究コラム②)
辻本侑生 上池袋に関する地域研究は、当初の計画では地域のみなさまに郷土史に関するインタビューを行うことを想定していた。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、対面でインタビューを行うことは難しい状況が続いている。こうした状況の中でも地域の歴史を追いかけていくため...
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2022年2月7日読了時間: 6分
書評 東畑開人『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』
東畑開人『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』医学書院、2019年 宮田晃碩 著者の東畑さんは臨床心理士として四年間、沖縄の精神科デイケア施設につとめる。大学院で博士号を取り、その後の就職先として見定めたのが、カウンセリングメインで十分な収入を見込める(らしい)...
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2022年2月7日読了時間: 8分
本の紹介 津村マミ『コタローは1人暮らし』
大人というのは、ちいさな子どもがうやうやしくお辞儀をしたり、律儀に振る舞ったりするのが好きらしい。テレビに映る子役や子どもタレントはそうした姿で人気を得る。まだわずかな年数しか生きていないはずなのに、この子はどれだけの社会経験を積んできたのだろう、代わりに何を犠牲にしてきた...
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2022年1月11日読了時間: 2分
堀之内の記憶(地域研究コラム①)
辻本侑生 「探求→究する家」の活動拠点、北村荘の立地する一帯は、かつて「堀之内」と呼ばれていた。 19世紀前半にまとめられた地理書である『新編武蔵国風土記稿』第12巻には、「新田堀之内村ハ元禄以前梶原堀之内村ヨリ分郷ス」との記載がある(内務省地理局1884『新編武蔵国風土記...
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