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探究学習、現場での困難

ラボラトリ文鳥は、大学院での人文学研究と、都内の高校でのティーチングアシスタントの経験を活かして、中学・高校における探究学習の指導運営のアドバイザー活動を行なっています。ぜひ、気軽にご連絡ください。





具体的な活動

① 指導教材やワークシート + 教員向けの指導マニュアルの提供
② 学校の状況に合わせた指導体制の構築や持続可能な運営体制のコンサルティング
③ 生徒たちとの対話を通した直接指導

探究学習において、人文学は、調べ学習+α に光を当てる役割があります。理科の実験や、社会問題の調べ学習はこれまでも行われてきましたが、素朴な違和感を、深め甲斐のある「問い」へと練り上げるプロセスこそ、探究学習の魅力であり、指導の難しいところです。



学校ならではの課題

また、学校現場が直面している探究学習の課題に、ともに取り組めたら嬉しいです。中学や高校で探究学習を実施することについて、たくさんのメリットが話題になっていますが、生々しい現場の苦労、指導するうえで困難な点については話題になりにくいかもしれません。大学と違って、学校という制度のなかでひとりひとりの探究心を育てるためには、たくさんの障壁があります。


・生徒数に対する指導員の割合が低く、40人の一斉授業のようなかたちでは探究学習は指導しきれないのに、指導員の確保が追いつかない
・生徒同士のあいだですでに複雑な人間関係ができあがっており、探究に必要な、質問しあったり、共感しあったり、アドバイスしあったりする雰囲気が醸成しにくい
・調べて考える「つみかさね」の時間を大切にしたい一方で、文章や発表のかたちでアウトプットする「プロジェクト」として成果物を生むことも不可欠で、時間も足りないし、評価基準の設定も難しい
・外部から大学生や大学院生をティーチングアシスタントとして迎える場合も、ティーチングアシスタントの足並みを揃えることができず、指導の方針や内容、クオリティがまばらになってしまう
・校内で探究学習を担当する教員たちのあいだでも、考え方や教育観、モチベーションが様々で、多忙ななか、共通認識の構築が難しい

ほかにも、学校の状況によって様々な課題があるだろうと思います。



ラボラトリ文鳥がサポートできること

これまでの指導の経験から、調べ学習に終わらない「+α」の萌芽は、シンプルに問題解決を目指すだけでは見つからず、むしろ目標から逆算するような考え方だけでは探究心の芽を摘んでしまうことがわかってきました。面白いと思ったことを言語化し、それに別の視点で応答するような関係を誰かと築くこと、そのために、指導者はまず最初の対話相手になってあげることができます。


また、調べることを徹底しなかったり、資料の充分な吟味が必要なところを端折ったりして、結局、調べ学習さえ充分に取り組めていないせいで、探究心の深化にまで辿り着けないことも多いでしょう。調べるときのちょっとした工夫、たとえば書籍の著者の情報や、索引の活用、検索条件の絞り込み方などを丁寧に学ぶ機会は意外とありません。そのひとつひとつに楽しみながら取り組む時間を作ることも大切でしょう。



以上、これまでやってきたこと、気付いたことを簡単にまとめました。今後も、探究学習について学校現場に関わったり、勉強会を開いたりして継続的に取り組んでいきたいと思います。




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